SSブログ

麗江の「麗江古城」 [2019年麗江]

麗江古城は雲南省麗江の旧市街地で、8世紀にチベット等とお茶や馬の交易で栄えたナシ族の小国。その独特の文化や建築様式が現在まで受け継がれている街で、1997年に世界文化遺産に登録されています。

LJ08.JPG
軒先が反った瓦屋根が特徴的で水路が絡まった石畳の小道が縦横無人に巡らされ、さながら陸のヴェネチアといった趣きで、うっかりすると迷子になってしまいます。広場を中心に路地が入り組んだ構造もヴェネチアそっくりで、四方街という広場が街の中心、ナシ族の民族衣装を着た住民が踊っていたり観光客が休んでいたりしています。

LJ10.JPG
中心地はさすがに観光地とあって、中国人の国内旅行者でごった返していますが、少し離れて路地を入ると静かな街の佇まいが見られます。

LJ11.JPG
10月はベストシーズンとの事で天候も良く過ごし易い気候、右側は石畳から小川を渡って入る庶民派レストラン。

LJ13.JPG
曲がりくねった細い路地に面して並んだ住宅の門、扉を開けると中庭で、建物へは中庭から入ります。

LJ14.JPG
麗江では商店から高級店まで至るところにお茶屋さんがあります、こちらは庶民派。店の奥正面に並んでいるのがお茶、プーアール茶が主流で乾燥した茶葉を布袋に入れて蒸し、石で押さえつけると円盤型に成型されます。価格もピンキリであちこちのお茶屋さんで主人がウンチクを語りながらお茶を振舞ってくれています。

LJ12.JPG
門の中を覗いたところ、建物に絡まる緑が季節の花を付けています。

LJ01.JPG
麗江といえば犬?
あちこちで飼い犬、のら犬を見掛けましたが、何故かみんな高級犬。

LJ04.JPG
こちらの二人は一日中トランプに興じていました、着崩した民族衣装がいかにも日常といった感じ。

LJ02.JPG
タライで洗濯をする主婦?水は特に貴重なようで「三眼井」という井戸が今も使われており、
3層になった水場で上流から「飲み水」「野菜洗い用」「洗濯用」と分けられています。

LJ03.JPG
ナシ族の民族衣、赤と水色がシンボルカラーのようであちこちで見掛けましたが、派手な色彩は過酷な自然界で生き抜くために遠目からの視認性を考えての事かと思いました。

LJ06.JPG
丘へ登る坂道沿いにある年期の入った土塀。


LJ09.JPG
日陰で休む住民、昔ながらの風景が残っています。



LJ07.JPG

麗江古城



nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。