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東京二期会 オペラ「フィガロの結婚」 [オペラぁ!]

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東京二期会の「フィガロの結婚」は宮本亜門の演出。
ペーター・コンヴィチュニー演出の「影のない女」がコロナによる入国制限の関係で中止になりその代替上演。
2002年に東京二期会の50周年として初演され今年は70周年記念として上演されました。
20年前の公演で初めて宮本亜門の演出オペラを観ましたが、特出ところのない演出の印象と金色の背景しか覚えていませんでした。
その後宮本亜門は数々のオペラを演出していますが、近年の演出はなかなか見どころのあるものが増えています。

今回目に付いたのは、
伯爵役、与那城敬の堂々とした深みのあるバリトン、
伯爵夫人役、高橋絵理の毅然として繊細なソプラノ、
ケルビーノ役、郷家暁子のまろやかでよく響くメゾソプラノ、
新日本フィルハーモニー交響楽団を指揮した川瀬賢太郎の元気
で締まりのある演奏で舞台を盛り上げました。

登場人物が多く台詞の多いオペラですが、字幕が多フレーズの羅列で分かりづらく不評でした。


2022年1月11日 東京二期会 オペラ「フィガロの結婚」
LE NOZZE DI FIGARO 
Wolfgang Amadeus Mozart
会場:東京文化会館

スタッフ
指揮:川瀬賢太郎
演出:宮本亞門
装置:ニール・パテル
衣裳:前田文子
照明:大島祐夫
映像:栗山聡之
振付:麻咲梨乃
演出補:澤田康子
演出助手:太田麻衣子
森川太郎
音楽アシスタント:石坂 宏
合唱指揮:大島義彰
舞台監督:幸泉浩司
公演監督:佐々木典子
公演監督補:牧川修一

キャスト
アルマヴィーヴァ伯爵:与那城敬
伯爵夫人:髙橋絵理
スザンナ:種谷典子
フィガロ:近藤 圭
ケルビーノ:郷家暁子
マルチェリーナ:藤井麻美
バルトロ:北川辰彦
バジリオ:高橋 淳
ドン・クルツィオ:児玉和弘
バルバリーナ:全詠玉
アントニオ:髙田智士
花娘1:金治久美子
花娘2:長田惟子

合唱:二期会合唱団
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団

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