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2021年オペラレビューと2022年観たいオペラ [オペラぁ!]

2021年足を運んだ国内オペラは15本。
個人的偏見によるオペラ・ランキングは!

1位
東京二期会 オペラ「ルル」
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サイケな舞台でしたが、
十二音技法の中に調性を織り込まれたベルクの音楽は斬新で不可思議な感じですが、
舞台を観ながら聴くと自然に体に入ってきます。


2位
新国立劇場 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
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イェンス=ダニエル・ヘルツォークの演出、
凝りに凝った緻密な演出で6時間に及ぶ長丁場をうねりのある展開で聴衆を引き付けました。
3位
若き音楽家たちによるオペラ「ラ・トラヴィアータ」
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海外から著名なソリストを招聘してサントリーホールで行われるホールオペラの中日に、
カヴァーキャストと学生によるオーケストラで上演されたヴェルディの「ラ・トラヴィアータ」
ホールの豊かな音響と勢いのあるオーケストラで楽曲の素晴らしさを再認識した舞台でした。


さて、2022年観たい舞台は、
2月に東京二期会のペーター・コンヴィチュニー演出の「影のある女」がコロナでキャンセルになり、
代わりに宮本亜門演出の「フィガロの結婚」が20年ぶりに上演されます。
7月には新国立劇場でケイティ・ミッチェル演出の新制作「ペレアスとメリザンド」の上演があります。
コロナのおかげで日本人の出演機会が増え、レベルが上がってきているように感じます。


2020年のオペラレビューはこちら↓

2021年11月18日 新国立劇場 オペラ「ニュルンベルクのマイスタージンガー」

2021年1月13日 日生劇場 オペラ「カプレーティとモンテッキ」

2021年10月8日 若き音楽家たちによるオペラ「ラ・トラヴィアータ」

2021年10月1日 新国立劇場 オペラ「セビリアの理髪師」

2021年9月10日 藤原歌劇団 オペラ「清教徒」2021年9月8日 東京二期会 オペラ「魔笛」

2021年8月31日 東京二期会 オペラ「ルル」

2021年8月21日 新国立劇場 オペラ「スーパーエンジェル」

2021年7月6日 新国立劇場 オペラ「カルメン」

2021年6月25日 藤原歌劇団 オペラ「蝶々夫人」

2021年4月23日 新国立劇場 オペラ「ルチア」

2021年4月8日 新国立劇場 オペラ「夜鳴きうぐいす/イオランタ」

2021年3月5日 新国立劇場研修所 オペラ「悩める劇場支配人」

2021年2月17日 東京二期会 オペラ「タンホイザー」

2021年2月9日 新国立劇場 オペラ「フィガロの結婚」


「2021年オペラレビュー」


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