レストラン「フロリレージュ」 [東京ピンポイント]
東京神宮前にある創作フレンチレストラン。ミシュランの2つ星ながら気取ったところがなく、料理はもちろんインテリアのデザインや動線計画も斬新で感動的、フレンドリーな接客には気さくなオーナーシェフの人柄が出ているようです。
日曜日の正午前、建物のドライエリアになった地下への階段を下り扉を開け細い通路を進むと受付があります。黒づくめのスタッフに迎えられ、コートと荷物を預けるとソファに案内され、しばらくするとキッチンをコの字型に囲む20程あるカウンター席へ通されます。
まさにキッチンが舞台になった劇場型レストラン。
1段下がったキッチンにはボケの花を無造作風を装って生けた花瓶が置かれ、カウンター席が取り囲んでいます。奥のカーテンからはドライエリア越しの光が差し込みます、右は川手シェフ。
シャンパン「ジャクソンキュヴェ742」でまずは喉を潤します。
最初の料理は「焼芋」
丸太を切った器に盛られた枯葉の中に枯れ枝の刺さった小さな焼芋が見え隠れしています。冬の一皿目で季節感たっぷりの驚きの演出、皮ごと食べられる熱くて甘い味わいにほっこりします。
白ワインはブルゴーニュ、ドメーヌ・デ・マランドの「サン・ブリ2018」はすっきりした辛口。
「アオリイカ」
フロマージュブランに蕪のスライスとキャビアを乗せ、アオリイカで巻いて団子状にしてあります、イカの甘さが引き立っています。
ゲソのフリッターを「アオリイカ」と一緒に。
スペイン産の「ブリカ・ロゼ」
軽く冷やされかすかに色づいた果実味のあるロゼ。
「サスティナビリティ 牛」
用済みの牛を食用に再飼育した牛のカルパッチョ。じゃがいものピュレにコンソメスープとパセリオイル、焦がしミントのトッピング。色合いも美しく、肉は柔らかい赤身で十分に美味しい。
蒸しパン
日本酒は群馬県の土田酒造「生もと」はクリアな味わい。
「椎茸 バッカスチーズ」
バッカスチーズと肉厚の椎茸にトリュフをたっぷり乗せたものにチーズのソースを掛けます。
赤ワインはブルゴーニュ、ドメーヌ・ブリチェクのピノ・ノワール「モレサンドニ・プルミエクリュ2017」濃厚な果実味で雑味はなくまろやか。
「分かち合う」
タリアテッレの上に鶏の胸肉ともも肉のロースト。
最初大きな肉の塊を見せられ、再調理をして分けられたので「分かち合う」という料理名になっているようです。
皮が香ばしく、もも肉は脂がのって美味。
「林檎」
タルトの上に林檎のコンフィチュール、バニラのクラッシュアイスクリームが振りかけられています。
このタイミングでのコーヒーはエスプレッソ
「贈り物 アマゾンカカオ」
生クリームを生チョコレートで包んだものにカカオがふられています。
最後にお茶菓子。
ほおずきを乾燥させ、葉を剥いて身を甘く煮たようなもの、お正月の羽根つきをイメージしたもののようで季節感のある演出です。
2か月前からネットで予約していましたが、7皿のランチコースながら所要時間はたっぷり3時間。アイデアに満ちた美味しい料理と飲み物、新鮮な空間体験と客に媚びない店の姿勢と気取らない気安さ、全てに満足でした。
2022年1月9日(日)
「Florilege」
ランチは7皿で7,500円(税・サ別)
ワインのペアリングは5杯で6,000円(税・サ別)
水(アクアパンナ500ml)800円(税・サ別)
日曜日の正午前、建物のドライエリアになった地下への階段を下り扉を開け細い通路を進むと受付があります。黒づくめのスタッフに迎えられ、コートと荷物を預けるとソファに案内され、しばらくするとキッチンをコの字型に囲む20程あるカウンター席へ通されます。
まさにキッチンが舞台になった劇場型レストラン。
1段下がったキッチンにはボケの花を無造作風を装って生けた花瓶が置かれ、カウンター席が取り囲んでいます。奥のカーテンからはドライエリア越しの光が差し込みます、右は川手シェフ。
シャンパン「ジャクソンキュヴェ742」でまずは喉を潤します。
最初の料理は「焼芋」
丸太を切った器に盛られた枯葉の中に枯れ枝の刺さった小さな焼芋が見え隠れしています。冬の一皿目で季節感たっぷりの驚きの演出、皮ごと食べられる熱くて甘い味わいにほっこりします。
白ワインはブルゴーニュ、ドメーヌ・デ・マランドの「サン・ブリ2018」はすっきりした辛口。
「アオリイカ」
フロマージュブランに蕪のスライスとキャビアを乗せ、アオリイカで巻いて団子状にしてあります、イカの甘さが引き立っています。
ゲソのフリッターを「アオリイカ」と一緒に。
スペイン産の「ブリカ・ロゼ」
軽く冷やされかすかに色づいた果実味のあるロゼ。
「サスティナビリティ 牛」
用済みの牛を食用に再飼育した牛のカルパッチョ。じゃがいものピュレにコンソメスープとパセリオイル、焦がしミントのトッピング。色合いも美しく、肉は柔らかい赤身で十分に美味しい。
蒸しパン
日本酒は群馬県の土田酒造「生もと」はクリアな味わい。
「椎茸 バッカスチーズ」
バッカスチーズと肉厚の椎茸にトリュフをたっぷり乗せたものにチーズのソースを掛けます。
赤ワインはブルゴーニュ、ドメーヌ・ブリチェクのピノ・ノワール「モレサンドニ・プルミエクリュ2017」濃厚な果実味で雑味はなくまろやか。
「分かち合う」
タリアテッレの上に鶏の胸肉ともも肉のロースト。
最初大きな肉の塊を見せられ、再調理をして分けられたので「分かち合う」という料理名になっているようです。
皮が香ばしく、もも肉は脂がのって美味。
「林檎」
タルトの上に林檎のコンフィチュール、バニラのクラッシュアイスクリームが振りかけられています。
このタイミングでのコーヒーはエスプレッソ
「贈り物 アマゾンカカオ」
生クリームを生チョコレートで包んだものにカカオがふられています。
最後にお茶菓子。
ほおずきを乾燥させ、葉を剥いて身を甘く煮たようなもの、お正月の羽根つきをイメージしたもののようで季節感のある演出です。
2か月前からネットで予約していましたが、7皿のランチコースながら所要時間はたっぷり3時間。アイデアに満ちた美味しい料理と飲み物、新鮮な空間体験と客に媚びない店の姿勢と気取らない気安さ、全てに満足でした。
2022年1月9日(日)
「Florilege」
ランチは7皿で7,500円(税・サ別)
ワインのペアリングは5杯で6,000円(税・サ別)
水(アクアパンナ500ml)800円(税・サ別)
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