２００６年１１月１２日 ＣＣレモンホール オペラ「椿姫」

２００６年１１月１２日　ＣＣレモンホール　オペラ「椿姫」

晩秋の風が冷たくなってきた日曜日、

渋谷の街はヒト、ヒト、ヒト。
なぜかホール入口も行列、トイレまで長蛇の列。

旧渋谷公会堂は全面リニューアルした今年の１０月から、
サントリーが命名権を年間８０００万円で買って、
「ＣＣレモンホール」という名称に変わっています。

この建物は１９６４年の東京オリンピックに合わせて建てられたもので、
当時は重量上げの会場になっていたそうです。（ホワイエの階段に勝者の名板がありました）
新装建物の正面は現代的なガラスの壁で覆われ、
真ん中に大きなレモンの看板が浮かんでいます。
内部も骨組みはそのままですが、
床壁天井共にすっかりきれいに仕上っています。
改修前の最後の様子は今となっては分かりませんが、
４０年前のデザインや使い古しの枯れた感じが全く見あたらないのは、
逆にちょっと淋しい感じもします、
何だかその辺にある今時の映画館みたいな感じで。
全く日本って「古いものを大事に使っていこう。」っていう精神が少ないですね。

と、それはさておき今日は渋谷の市民オペラ、
こじんまりしたホールと思いきや、
２０００人も入る客席はほぼ満員、
世代を超えて集まった観客は、皆さん身なりも良く、
とてもリラックスした雰囲気でしたが、
上演中に出たり入ったり、ゴソゴソしたり、
コソコソ話ししてたり、
カーテンコールではフラッシュの嵐が・・・。

狭いステージながら１００人近い編成のコーラスは、
迫力もあり観応えのあるものでしたが、

次の機会にはお友達へのマナーレッスンもお願いしたいです。

帰りは、

駅近くにある黄金屋の「もつ鍋」で暖まって来ました。

ここも並んでましたが、（笑味噌のモツ鍋は美味でした。


２００６年１１月１２日　ＣＣレモンホール　オペラ「椿姫」

指揮　：　樋本英一
演出　：　伊藤隆浩

キャスト
ヴィオレッタ　：　高谷由美子
アルフレード　：　井ノ上了史
ジェルモン　：　直野資
フローラ　：　勝又久美子
ガストーネ子爵　：　森田有生
医師グランヴィル　：　黒木純
ドゥフォール男爵　：　多田康芳
ドビニー公爵　：　金子宏
アンニーナ　：　亀井輝美

合唱　：　渋谷シティオペラ合唱団
演奏　：　東京ニューシティ管弦楽団

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