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バリ島のホテル「タンジュンサリ」 [2015年バリ島]

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バリ島の空港からタクシーで30分、
通行量の多い車道の両側には廃屋がポツポツと目に付きます。
そんな活気があるともサビれているとも思える埃っぽい通りを走り、
たどり着いた東海岸サヌール地区にあるホテル「タンジュンサリ」は、
1962年に4棟のバンガローから始まった老舗ホテル、
バリ産の石灰岩とレンガを組み合わせた独特のバリ様式のモニュメントが目印です。

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通りからの細長い進入路が期待感を持たせます。
通路からは見えませんが、
その両側にバンガローが建ち並んでいます。

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敷地の中央にあるレセプションはオープンエアで、
車寄せから直接アプローチ出来ます。
カウンターには常に笑顔の男性スタッフが立っていますが、
いつも同じ人だと思っていたら、
皆ふっくらした容姿で優しい物腰なので勘違いしていたようです。

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フレンドリーなフロントスタッフ

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敷地の反対側は海岸に面していて、
砂浜沿いの遊歩沿いも凝った石垣と門型に手入れされた植栽が施され、
老舗ホテルの風格を感じさせます。

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門型からは内部の様子が見え隠れして、
こちらも人を誘い込むようなデザインです。

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それぞれのバンガローの入り口も、
上手くプライバシーに配慮されています。

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プライベートエリアの右が客室で左はガゼボ。
屋外の風を感じながら、
人目を気にせずにくつろげる空間です。
通路にはプルメリアの花がさりげなく撒かれています。

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客室内部、白い塗り壁に茅葺の勾配天井がいかにもバリらしいですが、
床の手作りのジェンガラタイルが個性的です。

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バスルームは屋外に突き出していて、
外には海から帰って直接浴びる事が出来るシャワーもあります。

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海岸に近いエリアにあるプール、
雨上がりの朝でひと気はありません。

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プールの脇のレストラン棟。

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朝食はバリ風のお粥、
ポットなどに使われているエメラルド色のジェンガラ焼きも、
タンジュンサリが始まりだと聞いています。

014.jpg左はホテルの見取り図。

細長い敷地の上がビーチで下が通りです。
椰子の木を挟んだアクセス通路の両側が、
1棟で4室あるバンガロー。
中央のロータリーの海側が、
レセプションのある主建物。
その海岸側はレストランとバー、
その脇にプールという配置です。

何ともユニークで独創的なレイアウトですが、
実際には迷路の森を散策するような楽しみがあり、
著名人が人目を忍んで長期滞在する気持ちも、
分からないでもありません。

また、
アマンリゾーツ創始者のエイドリアン・ゼッカが、
アマン展開の際の発想の源にもなっているそうで、
ウブド・アマンダリの設計者ピーター・ミュラーも、
タンジュンサリの、
地元の特性を生かしたヴィラスタイルに、
デザインの着想を得ているらしいです。

施設の目の行き届いたメンテナンスを含め、
創業から50年を経て、
尚、色あせる事のないホテル運営は、
流行に迎合する事なくはっきりしたアイデンティーを、
持ち続けるゆえだと感じました。

2015年3月12日 
Tandjungsari Village Bungalow No.9
http://tandjungsarihotel.com/
3人で$230(約3万円)でした。

ネットでホテルへ直接予約して朝食は別の認識でしたが、
フルーツの山盛りも合わせてバリ料理の朝食をお腹いっぱい食べましたが、
チャージされてなかったので、料金に含まれていたのかも知れません。
また、
客室のミニバーで飲んだビールは、
正直に申告したのに入力せず、後から手書きで金額を入れていたので、
こちらはスタッフのポケットマネーになったんじゃないかと思います。


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