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千葉の会員制別荘「DAICHI ISUMI」 [東京ピンポイント]

2022年に完成した千葉の房総いすみ市にある会員制別荘に行って来ました。
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別荘は会員4組で所有して、月額30万円の会費で月に7日間利用する権利があり、使わない日は1日15万円で一般に貸し出すというシステムらしいです。

月に2日貸せば負担がなくなるという計算になりますが・・・?

とにかく河と緑に囲まれた景観とそれを生かした谷尻誠49歳の設計が素晴らしい!

集成材と接合部に金物を使った木造の大空間に大開口、外装の大粒骨材が入った吹付塗装が内部まで入り込む室内外装一体の仕上など、どれも新鮮で質感もたっぷりです。

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駐車場は5台ぐらい停められそうですが、建物が大きくて我が家の車がミニカーに見えます。

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大判の挽板を並べたアプローチの先がエントランス。

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内部は吹き抜け空間で段差のある床はモルタル塗り。大テーブルを中心に左がキッチン、右には引戸の大開口、その外はプールのあるテラスです。

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夷隅川を望むモルタル塗りのプール。上がったらデイベッドでビールを!

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プールの下階のデッキに面して、薪ストーブのサウナ。

自分たちで薪をくべながら絶景を眺める!上のプールにいると煙突から薪の香ばしい匂いが漂ってきます。

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サウナ入口脇の薪置場。この日に合わせてビーサンを6人で揃えた、気合入りすぎ?

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サウナの後は水風呂、ついでにスイカも冷やします。

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来る途中、港近くの魚屋で夕食の食材を調達。メイン料理は夏が旬で脂が乗ったスズキのカルパッチョと真鯛のアクアパッツァ。

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アクアパッツァと左は車海老と大原港水揚げの真イカと大シジミのパエリア。

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鯛が大きすぎてはみ出した!ストウブの鍋は持参しました。

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引戸を開け放した夕暮れ時、スポットライトの絶妙な照明。


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麻メッシュの網戸を閉じると中がほんのりと見えます。

網戸をしないと蛾やカナブンなど虫が光を求めてやって来ます。昼間でも蜘蛛やカマキリ、トンボなどが飛び回ってましたが蚊はいませんでした。

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朝はまた開け放って、朝露にけむるテーブルで朝食。

と、いい事づくしだったように綴ってますが、夕食の時に誰かが「食器がない!」と言い出して、皆で探しましたが、やっぱり食器やコップがない。

そういえば、備品に歯ブラシは書いてなかったので持ってきましたが、歯ブラシはなかった。

食器がないという事もひょっとしたらあるのでは?などと・・・。結局、夕食はプラコップと紙皿で。

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翌朝、酔いも醒め改めてキッチンの反対側を見てみると引出しになっていて食器もグラスもありました。「オォマイガァッ!タイルの壁が引出しになっているとは。」後で見たら備品リストにもきっちり書いてありました。

でも、「あれはするな」「これは使うな」的なメモがあちこちにあったりして、別荘を使わせて頂いているというちょっとしたアウェイ感もアリでした。

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近くの養老渓谷へも行きました。

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幻想的な2段式のトンネル。

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養老川を渡るゲタ状の橋。

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粘土質の崖「弘文洞跡」。

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九十九里浜の南端、太東海岸。
強烈な陽ざしで焼けるような暑さ、波はないけどサーファーの姿も!

DAICHI ISUMI [ダイチ イスミ」
千葉県いすみ市岬町榎沢145
6人で利用 1泊17万円(準週末料金)


タグ:建築
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