２００６年９月３日神奈川県民ホール「仮面舞踏会」

乾いた風が心地よい初秋の晴れた一日、
ホワイエからは山下公園の芝生越しに見える海が眩しく、
ホールにこもるのがちょっともったいないような気分、



でも、始まってみると、
岩村力さんの鷹揚のある指揮にすぐに引っ張り込まれました。
演奏者をその気にさせる指揮者って感じがするんですが、
実際演奏している人はどんな感じなんでしょうか？聞いてみたいところです。

歌手ではオスカル役の小林実佐子さんが目を引きましたが、
去年芸大の「皇帝ティートの慈悲」で観てたのが後で分かりました。

で、ここのホールですが、少し大きめで２４００人ぐらい？入るらしく、
今日の公演は両サイドに空席もあり、
ちょっと空間的な緊張感に欠けるような気がしました、
歌ってる人も空席が目に入るとやるせなくなるでしょうし。（見エナイ？

しかし、
ストーリーは緻密で目を見張る展開、
それに作曲者「ヴェルディ」の魔法がかかっているので、
３時間余りの上演はあっという間でした。


２００６年９月３日神奈川県民ホール　オペラ「仮面舞踏会」

指揮　：　岩村力
演出　：　三浦安浩

キャスト
リッカルド　：　村上敏明
レナート　：　工藤博
アメーリア　：　藤井直美
ウルリカ　：　石野和佳子
オスカル　：　小林実佐子
シルヴァーノ　：　山本竜介
サムエル　：　吉原裕作
トム　：　飯田裕之
召使　：　塩沢聖一

合唱　：　首都オペラ合唱団
演奏　：　神奈川フィルハーモニー管弦楽団

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