クアラルンプールのレストラン「適苑酒家」 [2016年セイロン]
クアラルンプールの旧市街地を回ったところでお昼になりましたが、
インビマーケットの屋台で朝食を食べてそんなに時間も経っていなたっかので、
同行者のイィさんに、
「これからどうしようか?」と聞いてみたところ、
「予定ではお昼を食べる事になってるよ。」
「でもお腹すいてないよね。」
「そのうち、すいてくると思うよ。」
で、パサール・セニ駅から鉄道でプドゥ駅までやって来ました。
駅から3分程、場所はすぐに分かりました。
創業1948年、
アールデコ調の寂れた外観がなんとも言えない哀愁を漂わせています。
片田舎の食堂をイメージしていましたが、
6車線ぐらいはある大通りに面していて、
車を横付けしてどんどん人が入って行きます。
オープンエアーで扉もなく、
もちろんエアコンも効いていません。
ワサワサした店内で、まずは注文ですが、英語が通じません。
お店の人に話しかけると、
「ちょっと待って!」と言って、
しばらくすると店主らしき白い肌着姿のおじいさんがやって来ますが、
通じているのか通じていないのか?
「取り合えずビールを。」も、種類を聞かれて、
「ドメスティック!」と言っても通じず、
「タイガー!」でやっと通じました、MR18(約500円)。
そして、フカヒレと卵の炒めもの、
「シャークフィンとエッグをチャオしたもの。」で通じました。
レタスに包んで頂きます、MR40(約1,200円)。
豚足は「ポーク・レッグス」と言いながら漢字を書くと無言で頷いていました。
これはとろけるようで本当に美味でした、MR15(約450円)安い!
クリスピー・ローストダック、これはすぐに分かったようです。
そもそも鴨料理が得意のお店のようで、
「これを頼まなきゃ、うちに来た意味がないぞ!」
と言わんばかりでした、MR30(約850円)。
皮はカリカリで、中は身がしまっていて骨までしゃぶりながら頂きました。
かろうじで完食しましたが、
4人ぐらいでわいわい食べるのがいいような分量です。
でも、やっぱり来て良かった!
建物の奥の厨房では煙がモクモクと上がり、
その裏側では女性たちがおしゃべりをしながら仕込みをしていました。
TAX等もろもろで合計MR110(約3,000円)でした。
Sek Yuen Restoran
315, Jalan Pudu、55100 Kuala Lumpur
+60 3-9222 0903
2016年3月25日
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