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京都「大山崎山荘美術館」 [2019年京都]

この美術館の前身である「山崎山荘」は、
関西の実業家である加賀正太郎の別荘として、
大正から昭和にかけて建設されたものでですが、
アサヒビールの手によって再建、安藤忠雄設計の増築により、
1996年に開館しています。

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「琅玕洞」ろうかんどうと名付けられたアプローチのトンネル、
映画「千と千尋の神隠し」に出てくるような「トンネルを抜けると別世界」的な演出。

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雑木に囲まれた山荘のゲートは、
新緑でみずみずしく彩られています。

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スイスシャレー風山荘建築ですが、屋根は瓦葺き。

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左右対称の正面玄関、脇にはリビング暖炉の石積み煙突。
旧居室が今では展示スペースになっていて、
現在の所有者アサヒビールの初代社長山本爲三郎のコレクションでもある、
イギリスの陶芸家バーナー・リーチの企画展をやっていました。

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蓮池に面した本館のテラス、
正面は山手館へつながるサンルーム。

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左は本館から安藤忠雄設計の「地中館」へ至る通路、
大判のガラスに周辺の緑が映り込みます。
クロード・モネの「睡蓮」が展示されている地中館は、
環境と調和を図るために半地下空間になっています。

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山荘に飛び掛かりそうな勢いある野兎のブロンズ作品は、
イギリスの彫刻家バリー・フラナガンの作品。

2019年4月30日 「大山崎山荘美術館」
〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
TEL:075-957-3123
入館料:900円
https://www.asahibeer-oyamazaki.com/

タグ:アート
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