「山口マオ」作品展 [アートっ！]
お茶の水のギャラリーで、
イラストレーター山口マオさんの作品展が開かれています。
想えばいつの頃からか、
私の家には、夏になると、
ネコの顔をした人が頭の上に魚をくくり付けて歩いているイラストがプリントされた、
涼しげなガラスのコップがどこからともなく出てきて、
秋になると知らないうちにどこかへいってしまう不思議なコップがあって・・・。
それが山口マオさんのイラストだと知ったのは、
２年程前たまたま千葉県の千倉町にある海猫堂という小さな店へ入った時。
ところ狭しとマオ猫グッズで埋め尽くされたその店で、
版画やイラストなどを懐かしい気持ちで眺めた覚えがあります。
2本足のネコもさる事ながら、
イラストから見えるその世界は、日常的なものの意外な組み合わせで、
無限の広がりを持って、見る人の想像力を掻き立ててくれます。
今回の会場は、「お茶の水画廊」と「淡路町画廊」の２箇所ですが、
実は中でつながっていて、
お茶の水から行くと「お茶の水画廊」、淡路町から行くと「淡路町画廊」となっているようです。
木造の古屋を改造したような所ですが、
建物は１つか、あるいは２つか３つをくっ付けたような感じで、
家の中に３階建ての蔵？があるという奇妙な構造で、
版画や彫刻、出版物など１００点以上が隙間なく展示されています。
値段もついていて、結構安め！です。
↓「お茶の水画廊」は箱型建物で取り残された近代建築のような佇まい。
↓「淡路町画廊」は蔦の絡まる蔵のある寂れた喫茶店の趣き。
会期中は本人がいるという事でしたが、いませんでした。カクッ！
「山口マオ」作品展
↓詳細はこちら
http://www.doblog.com/weblog/myblog/38200/2575942#2575942
２００７年６月３日～９日 １１時３０分～１９時 最終日１７時
第一会場
淡路町画廊 電話０３－３２５１－１７６２ 神田淡路町２－１１
第二会場
お茶の水画廊 電話０３－３２５１－２４７２ 神田淡路町２－１１
