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「サダハル・アオキ パリ」 [パリの敵は東京で!]


パリに拠点を持つパティシエ青木定治38歳!
日本では、本人より夫人で元TBSアナウンサーの、
雨宮塔子さんの方が有名かもしれません。

東京丸の内店は、
近年、高級ブティックが建ち並ぶ丸の内の仲通りを1歩入った街路に面しており、
ウィンドーもスタイリッシュ、
出店場所に対するこだわりも感じられます。


↑ケースを整え、明日のサダを夢見る若きスタッフ?

白とシルバーを基調としたインテリアは、
手前からブティック、ティーサロン、キッチンとなっていて、
見せるキッチンに作り手の姿勢が表われているようです。


↑焼菓子等のコーナー、パンなんかもあってヨクバリ!

彼の作品の創造世界は、
フランスの伝統製法に和のエッセンスを持ち込んだ、
想定外調和とも言えるもので、
抹茶のトッピングはビジュアル的にも美しく、
チョコレートとあずきの組み合せでは和が強いと思いきや、
ふわっと、リキュールが香ったりと、
複雑ながら繊細な味です。
また、
フランス菓子に有りがちな甘味もかなり押えられており、
塩(サレっていうんでしょうか?)が甘いのか、
甘味を引き立てているのか、
これも取り込んだ和の精神かと思わせる深い味わいでした。

パリでは同じくセーヌ川左岸で6区の路面に店を構える「ピエール・エルメ」と、
どうしても比較してしまいますが、
東京では丸の内・青山対決、
こちらでもお互いをけん制し合っているようです。
以前青木さんの話しで、
「ピエール・エルメのように値段を気にせず好きなものを、
好きなだけ使えるのが羨ましい。」
と、いうような事を読んだ記憶があるのですが、
味もサプライズながら、値段もなかなかビックリでした。



ガラスケースに整然と並べられたケーキは、
縦長の独特の美しいプロポーションですが、
間口の狭い安いワンルームマンションの間取りを思い浮かべてしまった、
自分の貧しい想像力に脱力です。

2007年3月30日には、
六本木防衛庁跡の「東京ミッドタウン」に進出!
ますます勢いに乗っているようです。


「パティスリー サダハル・アオキ パリ」丸の内店 (Patisserie Sadaharu AOKI Paris)

東京都千代田区丸の内 3-4-1 新国際ビル1F
東京メトロ有楽町駅より徒歩3分
Tel. 0081(0)3 5293 2800
月-日曜日 11:00 - 21:00


タグ:食べる
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バジリン

全部食べてみたいです。で、何を食べたんですか?
by バジリン (2007-03-26 19:33) 

チョコマニア

確かにお値段もサプライズですね(笑)
サダさんのお塩の使い方はとても絶妙で
すごいなあと思いながらいつも食べてます。
本当に勢いに乗っていらっしゃいますね。
by チョコマニア (2007-03-26 20:33) 

つるりんこ

えぇっと、
抹茶のエクレア¥550、バニラのミルフィーユ¥650、
キャラメルタルト¥550、バンブー¥750、クロワッサン¥280・・・高!
by つるりんこ (2007-03-27 12:36) 

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