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新国立劇場 オペラ「ばらの騎士」 [オペラぁ!]

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新国立劇場の「ばらの騎士」はジョナサン・ミラー演出で2007年のプロダクション。
前回の公演は2015年、レビューはこちら↓
http://turlinco.blog.so-net.ne.jp/2015-05-28

オクタヴィアン役のダニエラ・シンドラムは健康上の理由で降板。
ステファニー・アタナソフに代わった事で、
オックス男爵、オクタヴィアン、ファーニナルが前回と同じキャスティング、
元帥役のリカルダ・メルベートとゾフィー役のゴルダ・シュルツに注目です。

リカルダ・メルベートは新国立劇場でワーグナー作品を度々歌っていますが、
貫禄の十分で聴き応えがあります。
ゴルダ・シュルツは南アフリカ出身だそうですが、
ちょっと勝気なゾフィーの役作り、
オクタヴィアンとの2重唱はとろけるようなハーモニーでした。

そのオクタヴィアン役のステファニー・アタナソフ、
前回と同じキャスティングですが、
なよっとしたところがなく、毅然としたすがすがしい立ち振る舞いは、
前回同様、役にはまっていました。

ゾフィーのお父さんファーニナル役はクレメンス・ウンターライナー。
実業家風イケメンで最後には貴族をさげすむ役作りもなかなかです。

オックス男爵約はユルゲン・リンは、
おどけた道化貴族的役をコミカルに演じました。


2017年11月30日 新国立劇場 オペラ「ばらの騎士」
スタッフ
【指 揮】ウルフ・シルマー(Ulf SCHIRMER)
【演 出】ジョナサン・ミラー(Jonathan MILLER)
【美術・衣裳】イザベラ・バイウォーター(Isabella BYWATER)
【照 明】磯野睦
【再演演出】澤田康子
【舞台監督】大澤 裕
 
キャスト
【元帥夫人】リカルダ・メルベート(Ricarda MERBETH)
【オックス男爵】ユルゲン・リン(Jürgen LINN)
【オクタヴィアン】ステファニー・アタナソフ(Stephanie ATANASOV)
【ファーニナル】クレメンス・ウンターライナー(Clemens UNTERREINER)
【ゾフィー】ゴルダ・シュルツ(Golda SCHULTZ)
【マリアンネ】増田のり子
【ヴァルツァッキ】内山信吾
【アンニーナ】加納悦子
【警部】長谷川顯
【元帥夫人の執事】升島唯博
【ファーニナル家の執事】秋谷直之
【公証人】晴 雅彦
【料理屋の主人】加茂下 稔
【テノール歌手】水口 聡
【帽子屋】佐藤路子
【動物商】青地英幸
 
【合唱指揮】三澤洋史
【合 唱】新国立劇場合唱団
【児童合唱】TOKYO FM 少年合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

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