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薪火料理のレストラン「マルタ」 [東京ピンポイント]

調布の深大寺近くにある一軒家レストラン「マルタ」
武蔵境通りに面していますが、
この一帯は神代植物公園もあり緑が豊富で、
広い通りには歩道が付ていてゆったりしています。
通り掛かりに気になって調べてみると何やら不思議なレストラン、
薪火料理で客は皆一緒に同じメニュをシェアして食べるんだそうです。

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木造平屋建てのエントランス、脇には薪が積み上げてあります。
昼は土日のみの営業で、12時にドアオープンで12時半から食事がスタート。
入店して席に着き、当日のメニューを見せてもらってから、
フラフラと厨房を覗いたり、薪火のかまどを眺めたり、ワインセラーを見たり、
中庭のテラスに出て庭を眺めたりと、興味津々です。

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大谷石の薪火かまどでは、
前菜のまるごと玉葱が真っ黒に焼けていて、
メインの豚肉の塊は下ごしらえを終えてトレイに乗っています。

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スタッフ全員で半分に切った前菜の玉葱をお皿に並べています。
食事中はこの黒い平皿へ自分の料理を取り分けて食べる事になります。
ステンレスの厨房がスタイリッシュですが、天板は贅沢樹に木の無垢板。

並んでいるお皿の数は24枚ぐらい。
お店には大テーブルが3つあって、それぞれ8人ぐらい席に着いています。
一つのテーブルに2組とか3組とかの客が座るわけですが、
大皿に盛られた料理をそれぞれが取り分けます。
普通に考えれば他人と料理を分け合うのなら、
スタッフが取り分けるところを客にやらせるところがミソのようで、
食事が進むとなんとなく連帯感が出てきて、
おしゃべりもして和んでしまうという趣向のようです。

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サラダもこのボリューム、
直径が60センチはありそうな器は一人で持ち上げるの至難の業、
玄海の陶芸職人の手によるものですが、
窯に入れられる最大の大きさで作ってもらったそうです。
近くの農場で取れたてのルッコラなどの葉物野菜は、
シャキっとしていて香りが立っています。

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メインの湘南みやじ豚の薪焼き、
湘南の宮治さんが丹精こめて育てたブランド豚だそうです。
8人分ですが相当なボリューム、
豚の顔から作ったという粘着質なソースの上に乗っていますが、
薪火で油が落ちているのか歯応えよくすっきりと食べられます。

地域の食材にこだわり、新鮮な素材の特徴を生かした料理で、
スタッフが料理を語りながら、
「皆で食事の時間を楽しむ」というスタイル。
店を出たのは3時近く、
今日はみぉさんの誕生日でしたがのんびりと楽しい時間を過ごしました。


2019年5月19日 ランチメニュ

新島新玉ねぎの薪焼きと自家製フレッシュチーズ
青梅ファームの葉野菜と鴨のサラダ ホエードレシング
トマトといちごのガスパチョ
生ハムと親鳥のだしのパエリア
湘南みやじ豚の薪焼き
チーズケーキとカルダモンのアイスクリーム
エチオピア産コーヒー

一人7,000円、ワイン1本6,000円でした。

Maruta
https://www.maruta.green/

タグ:レストラン
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