東京室内歌劇場 オペラ「偽りの女庭師」 [オペラぁ!]
「偽りの女庭師」はモーツァルトが18歳で作曲したオペラ。
メジャーな作品ではありませんが、
後の名作、
「フィガロの結婚」や「コシ・ファン・トゥッテ」を予感させ、
かつ若きモーツァルトのエネルギーも感じる、
躍動感のある作品です。
ストーリーは全く荒唐無稽。
死んだ死なない、惚れた腫れたの、
メジャーな作品ではありませんが、
後の名作、
「フィガロの結婚」や「コシ・ファン・トゥッテ」を予感させ、
かつ若きモーツァルトのエネルギーも感じる、
躍動感のある作品です。
ストーリーは全く荒唐無稽。
死んだ死なない、惚れた腫れたの、
ドタバタ喜劇、
そして最後はめでたしめでたしの大団円。
今回は東京室内歌劇場の公演で、
会場は四谷の土手桜並木に面した紀尾井ホール。
木質でたっぷり天井高のあるシーボックス型のホール、
800席程のこじんまりした空間にまろやかな音が響きます。
ヴィート・クレメンテが指揮する小編成のオーケストラは、
モーツァルトの心地よい音楽を親密感をもって演奏、
聴いているうちにオーケストラの中に溶け込んでしまう錯覚を覚える程です。
登場人物は7人の歌手と3人の助演、
歌はイタリア語で台詞は日本語、
おかげで3時間を越える上演時間が2時間40分に短縮されていますが、
日本語だと分かりやすい分、棒読み風の台詞がわざとらしく感じます。
物語の「女のしたたかさ」に焦点を当てた演出は飯塚励生、
思い付きは悪くないですが、
イマイチ説得力に欠ける感じです。
昨年グルックのオペラ「思いがけないめぐり会い、または メッカの巡礼」
http://turlinco.blog.so-net.ne.jp/2009-11-14
でも演出していましたがあまり記憶に残っていません。
2010年2月19日 東京室内歌劇場 オペラ「偽りの女庭師」
指揮:ヴィート クレメンテ
そして最後はめでたしめでたしの大団円。
今回は東京室内歌劇場の公演で、
会場は四谷の土手桜並木に面した紀尾井ホール。
木質でたっぷり天井高のあるシーボックス型のホール、
800席程のこじんまりした空間にまろやかな音が響きます。
ヴィート・クレメンテが指揮する小編成のオーケストラは、
モーツァルトの心地よい音楽を親密感をもって演奏、
聴いているうちにオーケストラの中に溶け込んでしまう錯覚を覚える程です。
登場人物は7人の歌手と3人の助演、
歌はイタリア語で台詞は日本語、
おかげで3時間を越える上演時間が2時間40分に短縮されていますが、
日本語だと分かりやすい分、棒読み風の台詞がわざとらしく感じます。
物語の「女のしたたかさ」に焦点を当てた演出は飯塚励生、
思い付きは悪くないですが、
イマイチ説得力に欠ける感じです。
昨年グルックのオペラ「思いがけないめぐり会い、または メッカの巡礼」
http://turlinco.blog.so-net.ne.jp/2009-11-14
でも演出していましたがあまり記憶に残っていません。
2010年2月19日 東京室内歌劇場 オペラ「偽りの女庭師」
指揮:ヴィート クレメンテ
演出:飯塚励生
会場:紀尾井ホール
台本:ジュゼッペ・ペトロゼッリーニ
作曲:W.A.モーツァルト
ドン・アンキーゼ : 羽山 晃生
ヴィオランテ[サンドリーナ]:増田 のり子
ベルフィオーレ : 森 靖博
アルミンダ:前澤 悦子
ラミーロ : 醍醐 園佳
セルぺッタ : 赤星 啓子
ロベルト[ナルド] : 鴨川 太郎
演奏:東京室内歌劇場管弦楽団
会場:紀尾井ホール
台本:ジュゼッペ・ペトロゼッリーニ
作曲:W.A.モーツァルト
ドン・アンキーゼ : 羽山 晃生
ヴィオランテ[サンドリーナ]:増田 のり子
ベルフィオーレ : 森 靖博
アルミンダ:前澤 悦子
ラミーロ : 醍醐 園佳
セルぺッタ : 赤星 啓子
ロベルト[ナルド] : 鴨川 太郎
演奏:東京室内歌劇場管弦楽団
タグ:モーツァルト
2010-02-21 12:36
nice!(5)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0